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『土偶を読む』を読んだけど
https://note.com/22jomon/n/n8fd6f4a9679d
2021-05-16 14:31:39
◆ の本を読んだ考古学ファンの感想。 その2 ◇ その3 ◇
サクッと纏めると1.立体的な土偶に対し恣意的に見える写真を抽出して論じており無理がある。2.土偶のデザインにも流行と変遷があるのにその前後のデザインを無視してる。3.既存の研究に対して無駄に挑発的。4.発売前からNHKなんかで騒いでるのはなんでだ?5.およそ学問的とは言えないが食物儀礼という視点には可能性を感じた。
個人的には栗の精霊(土偶)とゆるキャラ栗太郎に共通点を見出したところがハイライト。その視点は考古学者には無理だ。今度、図書館で借りて読んでみるわ。
・「トンデモ本の世界」を読んだ気分・https://gnews.jp/20210425_230143の話?「縄文人はそもそも絵を描かない人たち」「人を人のまま描くのにはまだ抵抗があったようで、土偶は常に写実を外して作られています。」藁人形的に真似された方にも影響を与える的な思想があったのかな。とするなら崇拝の対象を形にする事もなさそう。・「ヘビの他に、イノシシがデザインされたりカエルが載せられたりする」イノシシ以外は三竦みのメンバーだがイノシシはカエルを食べるから違うか。「縄文人は広く世界を知らなかったとしても、深く世界を理解していたと僕は思っている」何でも知った気になっているインターネット時代への批判だな。・発想の遊びとして面白いと褒められている流れと、著者本人が本気で学問してるつもりで精力的に宣伝している流れが混濁して、本当に大きな発見だとして扱われている節がある。著者はこのネタであちこち講演してるし、危険だと思う。https://twitter.com/fumitovsky・#4 キャリア的には人類学研究者の成果物と見るべきだけど、緻密なプロセスを経る考古学者に受け要られてない。形の原型を植物や貝類に求める新規性はあるので、ちと勿体無いなあと・展開があるとしたら、インドネシアやタイ、ベトナムといった精霊信仰が残る地域で、この手のが出てくること。民俗学的な時代でもアリ