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旧式の軍用機に「3Dプリンターで作った板」を接着剤で貼り付けるだけで年間22億円の燃料代が節約できることが判明
https://gigazine.net/news/20250203-microvanes-big-savings-us-air-force/
2025-02-04 00:11:12
>マクドネル・ダグラス(現ボーイング)製の大型貨物機であるC-17は、主力機だったロッキード C-141 スターリフターの後継機として1995年に導入され、それ以来約30年にわたってアメリカ空軍・イギリス空軍・カナダ空軍・オーストラリア空軍などのロジスティクスを担っています。そんなC-17には、貨物ドアがある胴体後部が上向きに傾斜した形状をしているため、乱気流が発生して燃費が悪化してしまうという問題があるとのこと。垂直尾翼や水平安定板が胴体から離れた高い位置に配置されているのも、これが理由だといわれています。
>燃費の問題に取り組んでいたアメリカ空軍は、4×16インチ(約10×41cm)の薄いブレードである「マイクロ偏向板(マイクロベーン)」12枚を3Dプリンターで作成し、強力な接着剤で胴体後部に取り付けるという改造を施しました。この「近代化」を行った結果、機体にかかる抗力と燃料の消費量が1%減少しました。1%では大差ないと感じるかもしれませんが、アメリカ軍が重宝している大型貨物機の燃費が改善することで、年間1400万ドル(約21億8000万円)が節約できると国防省は試算しています。
・シンプルで低コストなのに劇的に効果を生む発見か。研究者が一番羨望の目で見てくれるやつだな
・進行方向に対して角度がついてるから一見すると抵抗が増えそうなのにな。取り付ける位置といいよく見つけたもんだ
・見方を変えれば設計が悪くて今まで年間22億浪費し続けてたって事に
・まぁ30年前に設計された機体な訳だし…。
・#1 エポックメイクな部品って、面白いよな。泡が水中でモノをヌルヌル動かすって幼少期にバブルバスで体験してたけど、船に使うには効率よく発生させるコストの方が高いんだろうなぁと何となく放置してた事象、今や実現されて5%の燃料効率改善に貢献してる。ちょっとした事を追究する事なんだよな。
・そして、写真をみてすげぇ、と。涙滴型は流体の中でどうしても後方に乱気流を生じさせて推進コストが上がる。整流すれば何かしら良くなるんだけど「どうせ現場で誰かが改善させてんだろ」って放置してたけど、こう言うのをちゃんとデータ採って実現化させ、採用する上層部や社会構造に嫉妬。
・#3 今と昔では、燃料価格が違うんだけど。
・#5 国賊の日本学術会議が「軍事技術ガー」と因縁ふっかけて北大の教授に圧力掛けた技術かな