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まるで「ウクライナ戦争」を予見したかのよう…軍事分析のプロが「傑作だ」と称賛する「90年代人気アニメ」の名前
https://president.jp/articles/-/87112?page=1
2024-10-24 01:16:45
>日本のアニメは戦争をどう描いてきたのか。防衛研究所防衛政策研究室長の高橋杉雄氏は「その二つを考える上で『機動警察パトレイバー2 the Movie』は欠かせない。現在のウクライナ戦争にまで通じる、戦争に対する当事者意識の欠落を見事に描き出した傑作だ」という――。〜2003年のイラク戦争は、交戦国の米国においてさえ、「モニターの奥」での戦争であったし、現在進行しているロシア・ウクライナ戦争も、ウクライナ以外の国々にとっては、ロシア自身を含めてやはり「モニターの奥」での戦争となっている。
本文中にの作品のテーマに関わるネタバレがあるので未見の方は要注意
・劇パト2は傑作だが「そもそもロボット必要か?」という問題が付きまとう。1はその辺ちゃんとロボアニメだったが。
・あとウクライナ戦争を予期したというよりは、当時の湾岸戦争等の影響が強いだろ。この頃から、海の向こうの戦争が半ば娯楽化していく傾向はあった。何ならベトナム戦争の頃から既に。
・パト2は日本のPKO問題がテーマだったけど、考えてみるとどこの国にも当てはまる事ではあるな
・日本の場合、大衆だけじゃなく政府まで戦争を幻想扱いなのが問題なんだよなあ。パト2のOPで柘植の部隊は発砲出来ずに壊滅したけど、映画公開から10年後の現実でもイラク派遣で同じ状況に落ちかけた。多分今も何も変わってない。
・#4 選挙で大衆が政治家選んで政府を作るんだから、政府も戦争を幻想扱いにするのは仕方がない。
・この作品が予見したのは戦争じゃなくて#4のPKOが実戦で壊滅するリスクの方だよな。もっとも想定以上に世界が戦争に傾き始めて、流石に日本もウカウカしてられなくなったのは幸か不幸か。
・パト2は911以前と以後で評価ががらりと変わったよね。自分も公開されてすぐ観た際は「長くて退屈な映画だな」というのが正直な感想だった。
・#7 パトもパト2も主役は東京なので、さもありなん
・#7 政治やミリオタからは昔から2の評価が凄い高かったけど、そこに関心がなくて従来のパトレイバーが見たかった人には退屈だろうね
・押井の筆による小説版「TOKYO WAR」だと、レイバー結構活躍するんだよなぁ。尺の都合なんだろうけど、なぜこっちを削った感。
・#10 ロボをちゃんと動かすのはめんどくさいから。文字ならなんぼでも盛れるからね。
・#7 他の人も指摘してるけど、ちょうど公開と同時期に紛糾していたPKO法案の方が現実にリンクしていたよ。ろくな交戦規定もないまま紛争地に自衛隊を送り込んでいたから、まさに映画の冒頭シーンのような事がいつ起きてもおかしくなかった。小沢一郎がものすごく積極的だったのをほんのり覚えてるhttps://ja.wikipedia.org/wiki/PKO%E5%9B%BD%E4%BC%9A