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とあるミステリー小説についたAmazonレビューの内容があまりに容赦なさすぎて「ミステリー作家の半分くらいが死にそう」「ミステリー作品を読まない理由がこれ」→賛否両論の議論に
https://togetter.com/li/2400791
2024-07-13 18:39:04
>恐らくトリックから先に考えて作ったのだろう、登場人物がその状況を作り上げる為だけに動いてる。 何年もその為に準備してきた人間がこれほど感情が無いのはおかしく思う。 作者はもっと人を愛して友達とか彼女とかを作るべき
もうちょっとなんというか……
・正直俺もこれが引っかかるからあんまミステリ読んでない。日常系なら比較的マシかな。
・トリックから考えるのは当たり前なんじゃないのかね。この作品ではそれを物語に落とし込むのが稚拙だっただけで
・長年その為の準備をしていたら成功の確率を上げる為には感情のコントロールの必要性も気付くはずだ。もはや当初の感情的な動機なんか忘れているんじゃね?意地だとか達成感だとかそんな動機になっているんだよ。今の今まで「ミステリー小説」が超常現象なんかの話だと思っていた。推理小説の事なのか。
・https://suzuki2018.hatenablog.com/entry/douki-tondemo某少年探偵はすごいなあ
・某弁護士系探偵推理ゲームでも同じことを感じたことはある。初期の作品は見事なんだけど、だんだんと・・・。でも面白いし楽しめたから良しとしてる
・物語に必ずしも人間描写のリアリズムは必要ないからな
・ネットで大人気(当時)の、すべてがFになるを学生時代に読んだ時に得た感想や。不自然な環境、ボンクラな同僚、計算解く為の準主人公、天才とか言いつつ行動原理がトリックの完遂の為の天才と、天才が考えた事だからと全部丸投げな設定考察。今なら、終局とトリックを考えて組み上げたのだとは解る。
・某京極はトリック考えたらあとは自動で手が動いて書けるでしょ?とか言ってドリフ見ながら書いてるらしいね
・遥か昔に繰り広げられた本格ミステリは『人間が書けていない』という問だね。個人的にはよっぽど人間描写が浅すぎるとか、現実味の無い奇抜な性格や言動でキャラ付けするとかが目立たなければ、人間関係の細かい描写とかには興味無いなー。
・なろうとかでも一緒だけど、こういうのはある定義の元にそれに沿ってキャラクターが動かされて、その事象を持って楽しむのであって、登場人物に自由に動き回られても、それはその作品を楽しむためには余計な成分でしかない。リアルがこうだからと変な視点で見ても楽しめないし、そのジャンルはそう言う楽しみをするジャンルじゃない。
・ところが中には自由に動き回っている様に見えて周到に計算されている作品があったりするからな
・#9#10 俺も俺も。 そういうのが薄いからこそミステリは面白いんだよ。人の行動にある程度説得力があれば感情なんて邪魔、そういうのは昼ドラでやってくれ。 …という声と、感情を必要とする声はどっちが多いんだろうね。主要顧客の満足度が高い方が大事だろ
・「ミステリに文学性とか要らない」というツッコミから新本格というジャンルが生まれたんちゃうの
・装置というか歯車というか、人間のはずなのに人間に見えない書き方してるのはどのジャンルでもいるんだなあ。
・ミステリには約束事みたいのがあるんだっけ?トリック成立のために登場人物の知能を落としてはならない、みたいな。すべてのミステリ作品の前提ではないだろうけど、唐突にバカになる犯人や被害者いるよね
・時代劇に現代基準でツッコミ入れるような愚行・愚考
・#15 https://ja.m.wikipedia.org/wiki/%E3%83%8E%E3%83%83%E3%82%AF%E3%82%B9%E3%81%AE%E5%8D%81%E6%88%92ノックスの十戒だね
・犯人は最適解の行動しか取らない。そこから外れるとヒントになって犯人がばれる。
・ノックスの十戒はノックス自身が破っている
・ミステリーも全ての文学に浸透してるからな。謎とその回答って純文学にも入りこんでる。
・#17 何で中国人はダメなの?出てきたら犯人だとばれちゃうから?「中国人は頭脳が優秀でありながら、モラルの点で劣る者が多い」むしろミスリードとして使えそうだが、そんな安易な事をするなとか?西洋の論理で動いていないから(読者も納得出来るような)推理の対象足り得ないとかかな。
・#10 なろうは初心者が書いているからかね。「江戸川乱歩は『幻影城』において、ヴァン・ダインの二十則とともに「この二つの戒律は、謂わば探偵小説初等文法であって、力量のある作家はこういう文法を無視して優れた作品を書いている例も多く、現在ではもう戒律などの時代を通りすぎているのだが」と評している」
・#21 当時発表されていたミステリ作品中の中国人の書かれ方を鑑みて、今風に言い直すと「ドラえもんみたいなキャラを出すな」だそうだ。
・#23 「ドラえもん」中国人は完全犯罪をこともなくやり遂げてしまうと?凄い評価だったんだな。人間離れした事が出来る雑技団やカンフーの達人みたいなキャラクターなのかな。「これが密室足り得るのは犯人が中国人でなかった場合だけだ。彼らならどんな事でも出来てしまう。したがって犯人は中国人のXXだ(キリッ)!」
・今風に言い直すとドラえもんですね。で、二十世紀の初め頃にフー・マンチューってキャラクターが流行したらしい。中国出身の『万能怪人』とかいう設定で、#24のコメントにあるような『人間離れした事が出来る』『彼らならどんな事でも出来てしまう』だったのかな。まあそういうのをミステリーに出しちゃったら、ねえ。
・デウス‐エクス‐マキナなんだよなあ最終的に作者の代弁者が出てきてこういう運命ダッタノサ で終わってしまう
・「デウスエクスマキナ」は、本来的には演劇の用語である。物語の収拾がつかなくなった(風呂敷を畳めなくなった)状況において、圧倒的な存在たる「神」を登場させ、神が取り計らったことにして難局を打開してしまう、という決着の着け方を指す。https://www.weblio.jp/content/%E3%83%87%E3%82%A6%E3%82%B9%E3%83%BB%E3%82%A8%E3%82%AF%E3%82%B9%E3%83%BB%E3%83%9E%E3%82%AD%E3%83%8A
・トリックが大掛かりならば、相応の財源やモチベーションまで網羅してないと、醍醐味である「納得に伴う快感」が減っちゃうのでミステリーでは減点やね。動機無用の狂人はサイコスリラーとかデスゲーム系向き。
・清涼院流水…
・流水師は打上げ花火を10発くらい放ったら何故か身を翻して英語勉強の人になってしまったので……その胡散臭さのスピリットは西尾維新に引き継がれてエンタメ方面に昇華された。
・殊能将之はハサミ男でミステリーマニアに絶賛され3作目に黒い仏を書いたが、散々不可能犯罪を書いていたけど最後、クトゥルフ神話に登場する邪神ナイアーラトテップがでてきて終わらせてマニアを絶望させた。読んでてまじで金返せと思った。
・#31 クトゥルフ神話も好きなのでそれはそれで続いてくれたら良かったんだが、確かに当時読んでポカーンとしたわ
・30年前の話題だな。今更すぎる。「人間が描けていない」とかで検索するといいよ
・じゃあ超人を書けばいいじゃない! https://j-books.shueisha.co.jp/books/kinnikuman.html