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弁護士の巨額な着服、福岡・熊本で相次ぐ…処分請求前に退会届出す「懲戒逃れ」も続く
https://www.yomiuri.co.jp/national/20240408-OYT1T50086/
2024-04-08 17:26:15
>弁護士が依頼人から預かった金銭を着服するなどし、刑事事件に発展する不祥事が後を絶たない。今年に入り、福岡県弁護士会に寄せられた苦情が300件以上に上る弁護士が業務上横領容疑で逮捕、起訴され、全国B型肝炎訴訟の熊本弁護団前代表による和解金の私的流用疑惑も発覚。国の監督を受けない「弁護士自治」を掲げる弁護士会側は対策強化を続けている。(水木智、石原圭介)
>懲戒請求された弁護士は手続きが終わるまで弁護士登録の取り消しができない。しかし、同会によると、内川氏は懲戒請求直前に退会届を出し、1月31日付で登録を抹消。このため、弁護士会は懲戒処分ができなかった。除名処分を受ければ、弁護士となる資格を3年間失う。資格を回復しても、再登録は事実上難しいとされる。こうしたことなどから、「懲戒逃れ」を図ったとみられるが、同会の渡辺裕介会長(当時)は会見で「手続きに 瑕疵かし はなかった」と強調。