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なぜ哲学の入門書は「死ぬほどつまらない」のか…ビジネス教養として哲学を身につけるためのヒント
https://president.jp/articles/-/75523
2023-11-29 13:23:06
>古代ギリシアの哲学者たちが「Whatの問い」に対して出した解答は、自然科学によって現在はほぼ全て否定されています。例えば、古代ギリシアの哲学者たちは、全てのものは「火」「水」「土」「空気」という四つの元素から成り立っていると考えていましたが、この主張は、元素というものの存在を知っている現在の私たちにとっては単に誤った主張でしかありません。
大学の教養部で哲学概論を履修したときを思い出した。「なんで古い誤った昔の知識を学ばなければならないねん!」と思って以後は授業に出なくなった。まさに四元素説の話だった。
・ホワイトヘッド「すべての西洋哲学はプラトンへの注釈なのに…」
・プロセスからの学びは(古典)論理学に繋がっていて、その延長線上にある数理論理学がコンピュータ科学の基礎の一部になっているという意味では連綿と続いているんだよな。
・哲学の入門書は単に思想史の選り抜き、記事中の単語で言うアウトプットのみだから。哲学的に重要だと言える「何故そう考え、当時の土壌でどう受け入れられ、どう否定されたか」のプロセスが書かれていないし、自ら選り抜いて動かなきゃ実践的に発展する書き方もされてない。大学等で師事して教わらないと次の段階に中々進めない入門書しかない。
・人は日々複雑な世の中に生きているので、文章くらいは「シンプルな結論」を求める。「○○すべきたった一つの理由」みたいなヤツね。世の中の複雑性は誰もが皆十分理解している今の社会で「世の中は複雑です」と説教されているような哲学が嫌われるのは本質的なものだろう。結論から先に言ってくれるかな?ってやつ。
・哲学入門書はシンプルな結論の寄せ集めだけどな。どう役に立つか、どういう行動になるか、どう生活に関わったかが殆ど書かれてないから、啓蒙書にはならんけど、ソフィーの世界が流行った時は勘違いした人が多くいたという話。
・#5だいたいソフィーの世界とサンデル教授のせい。
・「ビジネス教養としての哲学」てそもそもなんやねん
・いしいひさいちが漫画化しそう。
・「「原子」が《物質を構成する具体的要素》を指すのに対し「元素」は《性質を包括する抽象的概念》を示す用語」@Wikipediaとのこと。哲学を理解するには「単に誤った主張」と解釈せずに考えられる柔軟な思考が必要なんだろ。
・#4 概念を問題にしているから簡潔に表せない。「葦である」「神は死んだ」みたいに簡潔に表す事もあるが、それだけでは理解出来ない。理解にはそこに至る過程も理解する必要がある。過程と言っても考えた人の思考に則ったものだから、俺らが追体験したとしても理解出来るとは限らない。伝える方も必死に表現しているが、こちらも必死に理解しようと努めないといけない
・#9 「火」「水」「土」「空気」て、要は「エネルギー」「液体」「固体」「気体」て意味だしね。大きく間違ってるわけでもない。とは言え、それ聞いても現代人だと「まぁ、概ねそうね」て感想になるんだけど。もしくは「当時そこまで考えられてたのはすごい」くらい
・#11 古代の四元素説が現代物理学の定説に近いかどうかというのは、それこそアウトプットの話でしかない。なぜその4つを元素とするに至ったのかという思考のプロセスが重要(そしてその論理的思考プロセス自体は現代も使える)という話。