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北朝鮮が打ち上げた偵察衛星「万里鏡1号」は何者か–軌道情報から手がかりを探る(秋山文野)
https://uchubiz.com/article/fea33132/
2023-11-29 12:10:48
>この中で太陽同期軌道に関わるのが軌道傾斜角だ。赤道(0度)に対して軌道がどの程度傾いているのかを表す情報で、これを90+数度に調整すると太陽同期軌道になる。11月27日の情報では万里鏡1号の軌道傾斜角は97.43度だ。また、周回時間から衛星が1日に何周回しているのか計算することができる。万里鏡1号は現在、遠地点512km、近地点792kmの軌道を94.66分で一周している。
>航空宇宙システム工学が専門の東京都立大学の佐原宏典教授は、軌道情報から「かなり正確な太陽同期軌道に投入できたと言える」と述べ、次のように説明した。「打ち上げ時刻から推測すると10時~11時ごろに地上の任意の地点の上空を通過することになるだろう。太陽が天頂に近いと影が短くなるため、地上の物体の形状など把握するには難しさもあるが、その点を補う運用の仕方もできるかもしれない。また、1周回の時間から計算すると、4.9日程度で回帰すると考えられる。偵察衛星であればできるだけ高頻度に同じ場所を観測したいと考えられるので、多少の誤差はあるが5日で回帰すると考えれば偵察衛星の目的に合致するのではないだろうか」(佐原教授)
引用長い
・なるほど極軌道か。
・想定とはだいぶんズレてるって感じの報道があったけど、アレはアレで目的通りの場所で飛んでるのか
・関連https://gnews.jp/20231122_223346
・https://celestrak.org/NORAD/elements/table.php?INTDES=2023-179ロケットブースターは4日回帰、万里鏡1号は5日回帰だね。衛星自体のロケットモータで調整できる範囲なので、いずれブースターと同じ94.39分=4日回帰に戻るんだと思う