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中国が「世界第1位の経済大国」になっても「アメリカに替わる覇権国」にはなれない理由【ジャック・アタリ氏】
https://news.yahoo.co.jp/articles/ae4b1e2270ed3f3d81fa43556841f78a38d30135
2023-11-03 05:02:33
・アメリカ政府が帝国維持のために自国の法律を外国に押し付けるなど、あらゆる手段を講じたとしても、実権を握るのはアメリカ政府ではなく、プライベート・エクイティ・ファンドやデータ管理会社だ。彼らは、今日よりもさらに多くの富を手中に収め、多くの分野で社会的な規範を課し、政府の要求に従わなくなる。
・多くの専門家と異なり、私は、2050年に中国が世界の経済と政治の「心臓」を迎え入れるとは思わない。第一に、「心臓」になるには、イデオロギー、外交、金融、経済、軍事の面で、世界を支配しなければならないからだ。ところが、これまで中国はバランスの取れた多国間主義に関心を抱かず、自国中心主義の「中華帝国」で満足してきた。また、中国文化は西洋文化と異なり、普遍主義ではない。
・中国は、豊かになる前に高齢化する(中国人の30%は65歳以上)。高齢者に対する医療費がかさむが、経済は以前のような勢いを失っている。さらには、中国や外国の投資家は、中国共産党の自国企業を支配したいという思惑を毎日のように目の当たりにし、中国での投資に消極的になる。多くの中国人起業家や西側諸国の企業は、生産や販売に適した場所を求めて、中国からすでに離れている。この脱中国は今後も続くだろう。
・米国の連邦準備銀行が国立じゃないってのがマジよく判らん。何アレ