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火山活動が起きているかも? 86光年離れた地球サイズの太陽系外惑星を発見
https://sorae.info/astronomy/20230520-lp791-18d.html
2023-05-21 00:31:55
>各惑星の公転運動を調べたところ、新発見の惑星dと既知の惑星cは非常に接近する時があると判明しました。モントリオール大学によれば最接近時の惑星cとdの距離はわずか150万kmとされていますが、これは地球と火星が大接近する時の距離(約5700万km)の38分の1しかありません。〜潮汐加熱は時に大量の熱を生じさせて火山活動を引き起こすことがあり、木星の衛星イオでは潮汐加熱を熱源とした非常に活発な火山活動が知られています。研究チームが計算したところ、惑星dでも潮汐加熱による活発な火山活動が起きている可能性があることがわかったといいます。〜公転軌道はLP 791-18のハビタブルゾーン内にあるものの内側の境界に近く、表面の平衡温度は地球よりも高い300~400ケルビン(約27~127℃)と推定されています。仮に火山活動が起きているとすれば大気が存在している可能性があり、主星に照らされることのない夜側では水蒸気が凝結して液体の水になっていることも考えられます。また、LP 791-18を公転する各惑星は恒星の手前を横切る「トランジット」の観測で発見されたため、公転周期と半径は知られていたものの質量はわかっていませんでした。
惑星cとdの距離は地球と月の距離38万キロの4倍しかないと言っても良いかもね。トランジット法が使えるのは公転面の延長に地球がある場合に限られるから、そういう意味で幸運でしたね。