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江戸時代、屋根材に蛎(カキ)殻が使われた事がある
https://www.mizu.gr.jp/kikanshi/no17/05.html
2022-04-29 18:39:07
>東京では蛎殻葺きというのがありました。日本橋に蛎殻町という地名も残っています。単なる蛎殻ではなく化石の蛎殻で屋根を葺いたといいます。江戸は非常に火事の多い町で、桟瓦が普及する前は、お金のない人は瓦が使えないわけです。このため、都心でも板葺きや茅葺きが多く、すぐ火事になる。幕府はそれを何とかしなくてはならなかった。
>瓦を葺けと指示しても、みんな言うことを聞かない。それで、火の粉が飛んできてもすぐには燃えないようにと、板葺きの上に蛎殻を葺き並べるよう18世紀の初めごろお触れ書きが出ます。この屋根は、ちょっと雨風が吹くと蛎殻がずり落ちるので、軒先に貝殻止めの横木「貝留め」を張ったそうです。
・なるほどな。 >都心でも板葺きや茅葺きが多く、すぐ火事になる・江戸っ子の家屋財産失うこととか人生への独特の諦観はなかなか面白いよな。今の強烈なゼロリスク社会の反対にあるような。・宵越しの銭は持たないって事実上災害前提だもんな・へい、屋根に使っておいすたぁ!