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ロード・オブ・ザ・リング「韋駄天」問題の真相「戸田奈津子さんの誤訳じゃないのか…」「お疲れ様でした!」
https://togetter.com/li/1067579
2017-01-07 09:30:07
>そこで自分が考えついたのが「韋駄天」でした。「人が速やかに移動する」状態を表す言葉で、「イダテン」なら音で聞いても字が浮かぶ(まあ多分に古い言葉ではありますが)、厳密には「大股」と「速い」は違うけどそれを言ったら「馳せる」だって意訳ですよね、と。
>じゃあそれで、ということになり、吹替えの訳に字幕を合わせた結果が「韋駄天」だったのです。それが後に問題となり、後日台詞を「ストライダー」で録り直したのは皆さん周知の通り。つまりこの件は「文字情報である原作や字幕版」と「音声情報である吹替え版」の差異から生じたのです。
・昭和に翻訳された原作の指輪物語の日本語版でストライダーのアラゴルンが「韋駄天の馳夫」と翻訳されてるんだよね。その単語がむちゃくちゃ違和感があってその言葉のせいで原作読んでる最中もヒョロヒョロの矮小な男みたいなイメージしかできなかった。昭和中期ごろに翻訳された小説だからしょうがないと思ったけど、今の時代にそれはないな。
・#1 蔑称らしいから実物にそぐわない名前である必要はあるんだろうけど、「ヒョロヒョロの矮小な男」ってのはどこからのイメージなん?
・#2 韋駄天の馳夫という言葉からのイメージ
・瀬田訳は「馳夫さん」とホビットがさん付けで呼ぶのが更にショボさを増すんだよな。
・情報を圧縮する時に文字としてと音としての違いが出た感じかね。
・#3 ならそれは成功なんじゃないか?中国が卑弥呼やら倭国とかの字をあてたようなもんだろ。
・#7 キャラクターのイメージがそれで固まって、アラゴルンの描写が全部、そういう小さな和風の小さな男がやってるようにしかイメージできなくなったから、この言葉の選択は大失敗でしかない。
・#7 そんな人物ではないのに悪意によりそう呼ばれているって描写なんだろ。違和感を覚えたならそれは描写が上手く行ったって事だと思うが。
・#8 いや、そのイメージが先行してしまって、矮小な男が終始動いてるイメージしかできなかった。名前からしても他のキャラクターが西洋風だけど、アラゴルンだけ名前のせいで日本人の飛脚のような姿でずっと話が進んだ。世界観にそぐわないキャラクターとして違和感を覚えただけで、そんな人物ではないというイメージにはならなかった。
・原作者が、「私は物語を英語に訳しただけだから、それぞれの国では名称などもその土地の言語で表して」って書いてたんじゃなかったっけ?
・#9 悪意に感化されちゃったんだな。現実にそう呼ばれてる人を目にした場合、翻訳者を責めたりしないだろ。名前に引きずられ過ぎなんじゃないか?
・瀬田訳の頃は、海外の童話というか神話を日本風に表現してた訳で。そもそもTRPGや今のファンタジーって指輪物語から派生してるんで、その当時生まれていないジャンルへの文句言うのは・・・。まぁそれを現代に合わせられなかったスタッフは問題あるかも知れんが
・#10 そう、それが悪い方向に働きすぎたのかと。昭和の古い時代のせいってのもあるだろうね。他の小説だとチェロを「低音びわ」、サングラスを「日よけ眼鏡」と訳してた時代に近い、原作小説の訳された時代でしょうがなかったと思う。ただ平成に入った新しい映画にそれを採用するのは間違い。
・トルストイの登場人物の名前を全く覚えられずに苦労したな。外国ものは本名と人によって呼び方が違う呼称があったりして苦労する。
・原作者のトルーキンって言語学者でエルフ語を自作してしまうくらい。んで、その翻訳についても詳しいガイドラインをつくったんだわ。エルフ語は音をそのまま。英語は現地の言葉に翻訳すべしと。
・#10 トールキンはインドヨーロッパ語族しか想定してなかっただろうよ。#15 トールキンは厳密には言語学者(linguist)じゃなくて文献学者(philologist)。印欧語以外の知識はほとんど無かったんじゃないかな。
・#15 そのガイドラインが完全に悪いほうに働いてしまったのが韋駄天の馳夫なんだよね。まあ翻訳されたのが昭和中期後半っていう時代背景もあるからしょうがないけど。そして平成になって作られた映画でそうなってしまうのは間違い。
・トールキンは「その国の言葉で分かるように訳せ」と言ったんであって「その国風にしろ」と言ったわけじゃないだろ。韋駄天や馳夫は「Church」を「寺」と翻訳して「名訳だ!」と言ってる感じする
・#18 それへの指摘が#12だろ。今の価値観で当時を批判するのは不適切なんだよ。その概念を持ち合わせてない人達に説明するなら当地風にするしかない。
・#19 「当時はそういう雰囲気だったけど、現代には合わんよね」って話なら分かるけど、大体の人が「馳夫は名訳!文句言う奴は分かってない」って言い出すからこじれるんだろ。
・#20 こじらす方が時系列を無視するからだろ。訳した時点での評価を言ってる訳で。
・現代にあった翻訳本を作れば良いのであって、訳が悪いとの批判は違うんじゃないの?その批判だと「当時何と訳してたら良かったんだよ?」となる。一定の評価をしているなら、逆に批判している様に見えないようむしろそちらが「今ならカタカナで充分だ」と言うべき。
・#22 「当時の翻訳としてはアリだったのかもしれない」「今見ると時代にそぐわない」という話なんだけど、翻訳っていうのを「訳す作業」として見るか「成果物」として見るかの違いでしょ。
・成果物として見るならどれだけ過去のモノでも現代基準で評価して当然。逆に「当時の価値観で評価すべき」というのは「歴史的な存在」に対するものであって、既に旧翻訳が「今はマトモに使えない」前提みたいな話になる(実際そうなのかもしれないけど)
・じゃあ旧翻訳を支持してる人がなんて言ってるかというと「今でも馳夫が最善の翻訳」と言ってるんだから、歴史評価の問題じゃない事は明らか。
・#25 そりゃ当時を経験した人や今でもゲームなんかしてない人なら最善だと思う人も居るだろ。何が気に入らないんだ?
・古い本を読んで「内容が古い!」と言うのは勝手だけど、しょうがないだろ。勝手な主張じゃないの?
・だからなんだって話だな。誤訳の女王は相変わらず不動だし
・何でhttp://gnews.x0.com/visitor=jhcttuが「ヒョロヒョロの矮小な」と思ったのだかずっと考えてたんだけど、これってhttp://gnews.x0.com/visitor=jhcttuの日本人のイメージかね。
・足が速いというとそういうイメージになるのは水滸伝の神行太保 戴宗が痩身でひょろっとしているというところからかな。それ以外でも足が速いキャラで大身とかましてやデブというイメージを持つ人はいないだろう。
・「貴様らにそんな玩具は必要ない」
・機敏なデブ、というキャラクターのジャンルはあるけどな